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2024/03/25 11:20
「モビールを飾りたいけど、どこにどうやって取り付ければ良いかわからない」という意見をよくいただきます。
日本でなかなかモビールが普及しない理由は、取り付けの部分が障壁になっているからかもしれません。
今回のコラムでは、もっとも一般的な画鋲による取り付け方をご紹介したいと思います。
画鋲によるモビールの取り付け方
マニュモビールズのモビールには、「ハンドくん」という名前の取付け用パーツがついています。こちらのパーツを直接天井に取り付けたり、フックの部分をひっかけられる仕様になっています。電気のレールや、木の梁などがあるご家庭であれば、直接フックの部分で引っ掛けたりできるのですが、多くのご家庭ではクロス貼りの天井で、ひっかけられる部分がないことが多いのではないでしょうか。
クロス貼りの天井で、もっとも簡単な取り付け方は、以下のように画鋲で2箇所を天井に直接刺していただく方法です。
ただ、画鋲で刺す場合、天井に穴が空いてしまうことに抵抗がある方も多いと思います。特に賃貸でお部屋を借りている場合、できれば穴は空けたくないというのが本音でしょう。画鋲よりも強力な石膏ボード用のフックもホームセンターなどに行くと売られているのですが、いくら「目立たない」と謳っていても、釘で刺す仕様なので、やはり穴が空いてしまうことに抵抗があるのが本音なところです。
そこで、ご提案したいのが「針の細い画鋲」です。
針の細い画鋲を比べてみました
通常の画鋲の針の部分は直径1mmのものが多いです。最近では、この針の部分の直径が細くなったものが販売されています。一番購入しやすいのは、無印良品から販売されているその名もズバリ「針が細い画鋲」です。こちらの針の直径は0.6mmとなっていて、通常の画鋲よりだいぶ細くなっています。
さらに、もう一点、こちらは販売しているところが限られますが、針の細さが0.45mmという画鋲も見つけました。(これ以下の細さのものは見つけられなかったので、これがもっとも針の細い画鋲かもしれません。)こちらは、「ミツヤ インテリアピンミニ」と検索していただくと出てくると思います。
天井の穴の違いを比べてみたところ、以下のようになりました。
0.6mmでもだいぶ小さくなりますが、0.45mmの画鋲になると、もうほとんど見えないぐらいまで小さな穴になります。
これならクロス貼りの天井でも、取り外した際にほとんど目立つことなく取り付けることが可能です。
見た目の違いは以下になります。
買いやすさと見た目のオシャレさで言えば「無印良品」の0.6mmがオススメです。より穴が小さい方が良いということでしたら「ミツヤ インテリアピンミニ」が良いと思います。ただ、こちらは針が細い分、刺すときに針が曲がりやすいのでご注意ください。硬い素材の天井には向いていません。もうひとつの難点は、どちらも針の長さが短いというところでしょうか。ただ直径が細い分、ぐぐっと天井に入り込むので通常の画鋲に比べて刺さる強度も強いです。しっかりと奥まで入れれば、落ちてくる心配もなさそうです。
以下は無印良品の画鋲で留めた場合の画像です。見た目もシンプルで良い感じです♪
以上が、クロス貼りの天井に直接画鋲で留める方法のご紹介でした。
※赤ちゃんが寝ている上に取り付ける場合は、かならず真上ではなく、落ちてきても安全なところに取り付けるようにお願いいたします。万が一落ちてきても、画鋲がベッドに入らないような場所に飾っていただくようにお願い致します。
※上記の方法は、マニュモビールズのモビールについての取り付け方です。弊社のモビールは紙製で軽いため、上記のような画鋲でも留まりますが、木製や金属のモビールについては重量が重くなるため、上記の方法は適していませんのでご注意ください。
↓画鋲以外の取り付け方をご希望の方は以下をご参照ください。こちらの方法は、穴を全く空けずに取り付けることができます。
モビールの取り付け方【粘着テープ編】